こんにちは。秋田アドラー心理学勉強会の坂本明子です。
めっきり秋、ですね。
先日遊びに行った先で、偶然イガイガ栗とトカゲのコラボが撮れました♪
さて、コロナの影響でお休みしていたアドラーゆるカフェを2か月ぶりに開催しました。
今回は「ライフタスク」自分の人生の課題は何か?ということについて。
アドラー心理学の本にもたくさん掲載されているのでライフタスクの図を見たことのある方もいるかと思いますが
(・・・手作り度100%がちょっとお恥ずかしい)
以前開催した勉強会でも満足度を点数化してみたことがありました。
今回はアドラーゆるカフェ2020の初めに学んだ「課題の分離」の視点を忘れずに自分の課題は何かを考えるワークに加えて
「タスクの関わりあい」についても着目してもらいました。
タスクは独立しているのでなく、関わりあうもの。
幸せで豊かな人生を送るためには、愛のタスクをないがしろにして、仕事だけやってればいい、というわけにはいかない・・・
趣味のサークルでうまくやっていくためには、そこの交友関係も大事・・・
仕事が忙しすぎて、自分の趣味に費やす時間が全然ないとなると、とてもストレスフル・・・
こんなふうにわたしたちは、いろんなところに所属して、仕事や家庭の時間、また趣味の時間などのバランスを上手に取りながら生きているんですね。
そんなふうにしてライフタスクを見ていったところ「いろんな人に支えてもらっていること、助けてもらっていることがよく見えた」という感想をいただきました。
また「ちょうど50歳になる年齢なので、今は自分との向き合い方が課題」という方もいらっしゃいました。
また最後に「不完全でいる勇気」という言葉を紹介したところ、ちょうど今仏教の本を読んでいて、まさにおんなじことが書いてあった!という嬉しいシンクロも!
自分も不完全。そしてわたしの周りの人もみな不完全。
だからこそ人間は弱いところを補い合って暮らしている。
わたしたちは、協力しあえる。
とはいえ、気づきは人それぞれ。ペアになってお互いに聴きあうことが、今の自分を受け入れられている実感につながるのかもしれません。
今回も、あたたたくて深い学びのあった素敵な時間となりました。
アドラーゆるカフェ2020、残り2回。アドラー心理学の深淵へ一緒にいきましょう!
最後に補足ですが、「愛のタスク」について。
パートナーがいないから、独身だから、子どもがいないから、もう親は亡くなっているから・・・・一切関係なく
実際に存在していてもいなくても、関係性として一番距離の近い親や子ども、LGBT含めた【パートナーシップ】について
「あなたはどんなふうに捉えているのか」「どんな関係が望ましいと思っているのか」「あなたにとって理想の形は」という問いの答えがあなた自身ではないでしょうか。
愛のタスクに限らず、自分ではなかなか出口を見つけられずに悩んでいるとしたら、もしかしたらアドラー心理学がお役に立てるかもしれません。
私自身、いまだに迷って、悩むこともありますが、そんなときはいつもアドラー心理学に立ち戻ります。そうすると、解決するための糸口を自分の中から見つけ出すことができるのです。
本を読むだけでは得られない学びをぜひ一緒に!