嬉しいメール

みなさんこんにちは、秋田アドラー心理学勉強会の坂本明子です。

ここ数か月、コロナウィルスが完全にわたしたちの住む世の中をすっかり変えてしまったような気持ちになってしまったこともあったかもしれませんね。

緊急事態宣言や自粛・休業要請、新しい生活習慣、リモートワークやテイクアウト・・・。変化は確実にあるのですが、その変化の中に身を置きながらも、どんなふうに過ごすのかは、わたしたちは誰でも自分で選び取ることができるのでした。

悲観主義者は気分によるものであり、楽観主義者は意思によるものである。(これはアドラーさんの言葉ではなくフランスの哲学者アランさんのもののようですが、勇気づけ講座で取り上げました)

わたしは、できる限り娘の好奇心に付き合おう、一緒に楽しもうと決めました。休校中の中学2年の娘が、たまたま近所の野鳥に夢中になっていたので、カメラをもって散歩へ行ったところ、鳥だけでなく可愛いリスにも出会えました。

遠出ができない、人と会ってはいけないと、できないことに注目するのではなく、当たり前にできることに注目するということも学びました。「ないものねだり」でなく、「あること探し」ですね。

わたしにとってのこのコロナ自粛は、2020年の講座をどうするか、じっくり考える時間かもしれないなぁと思っていたところへ、昨年の勇気づけ講座の参加者さんからとっても嬉しいメールが届きました。

【新しい講座はいつですか?確実に人間関係の基盤になっています。学んでいたからこそ乗り越えられたと感じたり、やってないと忘れているなぁと思ったり・・・】(抜粋)

ご参加いただいた方から、このようなメールをいただき、2020年の講座は、「よりよい実践のための講座」とすることにしました。

わたし自身も、このブログで度々紹介している通り、日々の生活の中で陰性感情に支配されそうになったり、思考や考え方のクセ(ライフスタイル)が強く出たりします。

どうしたら解決できるかな、どうしたらもっといいだろう、と考えること、悩むことが少なからずあります。

でも、そんなときこそ、自分の思考や行動の指標となるべきものが「アドラー心理学」です。

アドラー心理学によって乗り越えているのでなく、アドラー心理学を心の拠り所にして、自分の足で乗り越えているという確かな実感があるのです。

これからの世の中は、景気の下落、経済の停滞、子どもたちを取り巻く休校問題など、長期的な視点で判断しなければならないことが山積みです。

どんな状況にあっても前を向けるような力が一人一人にますます必要だと感じています。

頭で学んだだけでなく、よりよい実践につなげるために、アドラーゆるカフェ2020に参加しませんか?

日常生活を振り返ってアドラー理論と照らし合わせたり、自分自身の変化を紹介したり、新しい理論を学んだり、勇気づけ講座の復習をしたり・・・・。

お会いできることを楽しみにしています。

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